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プロフィール
長田 賢治
長田 賢治
■1970年代中ごろ、本州西側で誕生しました。
■幼少の頃から変わり者で、道路があったら真中は歩かず白線や路側帯の上、道路から外れたところを歩くような性格でした。
■少年時代は、ドラクエばかりしていた記憶があります。
■そのまま大きくなり某組織に就職。
■両親のお陰で耐久性だけは人一倍強い体であった為、キツイ事ばかりやっていました。
■30才を機に転職。
■営業職として勤務していた時にタムヤンに出会い田村装備開発(株)に入社
■現在に至る

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Posted by ミリタリーブログ at

2012年02月21日

野戦基礎特別訓練その2



こんばんは!

皆さん、お仕事お疲れ様です!

お休みだった方もお疲れ様です!!

では、引き続き『野戦基礎特別訓練(以下野戦基礎)その2』をお話しします。


前進隊形を実施し、だいたい理解を深める事が出来たようなので各種地形の通過要領に移行しました。

各種地形の通過要領では、TTC(タムラ・トレーニング・センター)内を移動すると言った内容でしたが、参加者同士いろいろ考え意見を出し前進しておりました。



ただ、この時はまだ敵を意識した行動とはほど遠いところがありましたので、

次の訓練からはスナイパー役を配置し、そこを通過する行動を行いました。

ルールとしては、前進して来るチームをスナイパー役は照準し空撃ちで引き金を引き確実にヒットしたと判断した場合は無線で「○○さんに狙撃!」と放送が流れてきたら、その参加者は負傷者としてその場で停止するといった内容です。

1回目はスナイパー役を配置せずチームを前進させました。

チームは意見交換しながら空動作していた時とは全く違う動きでかなりゆっくり前進しています。

「状況中止」の声で、チームの気が抜けるのが感じられました。

かなり緊張していたのでしょう^m^


2回目はスナイパー役を配置しチームを前進させると全滅!

3回目も4回目も全滅してしまいました。

スナイパー役を実施して下さった社長タムヤン(以下タムヤン)の意見としては、

タムヤン 「危険なところをわざわざ狙われやすいようにゆっくり動いている。危険なところや嫌なところは動いた方がいいと思う」

素晴らしい(^-^)

野戦は分からないといつも言っているタムヤンですが、的確なアドバイスが出来るという事はCQBも野戦も考え方はあまり違いはないという事だと思います。

その後、何度も反復訓練しかなり感じがつかめて来たようで空動作の時とは全く違うスピーディーで連携の取れた行動が出来るようになったと感じました(^O^)/




最後は想定訓練ですが、けぢが写真を撮り忘れるくらい、参加者の皆さんは真剣に取り組んでおられました。


このような感じで今回の野戦基礎は終了しました。




これからも不定期ではありますが、野戦基礎を続けて行き、来年ぐらいには野戦応用・野戦総合が開催できるように頑張りたいと思います。


最後になりましたが、この度『野戦基礎特別訓練』にご参加下さった方々及びご支援下さった方々、

今ブログを辛抱強く最後まで読んで下さった方にも感謝を述べたいと思います。

ありがとうございました。

ちなみに、けぢが被っているハットと着用しているグローブは新製品で3月中には予約が開始できると思いますのでもうしばらくお待ちください(^O^)/

■田村装備開発ホームページ→http://tamurasoubi.co.jp/

■田村装備開発オフィシャルブログ→http://tamura.militaryblog.jp/

■TTC所在地→埼玉県東松山市大谷4145-53

■田村装備開発連絡先
 ・TEL:0493-36-1255
 ・e-mail:shop@tamurasoubi.com



TTC訓練早見カレンダー

  


Posted by 長田 賢治 at 17:36Comments(3)訓練

2012年02月21日

野戦基礎特別訓練その1



こんにちは!

本日の東松山は快晴ですicon01

昨日のけぢはお休みを頂いており、家族と買い物やチョイ遊びをしておりました(^-^)

皆さんにお伝えしたい事がいっぱいあるのにブログをお休みしちゃいました(^_^;)

すみません<(_ _)>

今日からまたバンバンお伝えしていきますので宜しくお願いします!!


では、 『野戦基礎特別訓練(以下野戦基礎)その1』をお話ししたいと思います。

今回の参加者の皆さんは全員、陸自迷彩で参加され統一感のある訓練になりました(^O^)/

当初、けぢは普段の服装で訓練を開始したのですが、途中から参加者と同じ陸自迷彩に着替えました!



今回の野戦基礎の内容としては、

■午前中(2.5h)で座学(講習)

■午後の前段(2.5h)で前進隊形・各種地形の通過要領・接敵した際の対処などの考え方

■午後の後段(2h)で想定訓練

上記を実施しました。


座学(講習)風景



座学(講習)といえば、一般的に教育者から教育を受け被教育者(参加者)が授業内容を理解・記憶していく流れですが、私としてはその様な形は取らず、問題だけを提起し、参加者主体で問題を掘り下げその場に居る全員が頭揃えしてから実働訓練に移行する方法で進行しました。

参加者の皆さんへけぢから提起した問題は、

■日本国憲法第9条と自衛隊の在り方について

でした。

そうすると、30分以上ノンストップで参加者の意見は飛び交い、A4用紙2枚にビッシリ要点を箇条書きで抜粋されていました。

書き出された要点をまた題材にし話をどんどん詰めて行った結果、ドンパチ(戦争状態)するより前にもっとできる事があって、参加者の中で野戦=戦争というイメージが大きく変わっていった感じを強く受けました。

書き出された要点やそれを題材に話した内容をブログに記載していたらたぶん一冊の本が出来てしまうくらいの内容ですので、かなり手間であるという事(^_^;)と、読む方も大変なので記載は差し控えますが、参加者の方々の意見を聞きながら逆に勉強になりました(^-^)

そんな感じで、午前中は終了しました。


昼食を取り、午後の訓練の開始です。



午前中に参加者の方々は意見を交換したという事もあり、かなり打ち解けられ実働訓練には適した状態です!


訓練の流れを話した後、前進隊形等について訓練を行いました。

地形に合わせた前進隊形



この隊形は参加者の方が現地にあった隊形の一案として実施されました。
(多少緊縮状態ですが本来であればまだ広く隊形を取るそうです)

とても素晴らしい隊形だと思いました。

私が思うに、隊形はある程度基礎的知識はあった方が良いと思いますが、隊形にこだわり過ぎるのは危険だと思います。

隊形を維持しようと気を取られるあまり、周囲の警戒が疎かになったり、チームのコミュニケーションが図れなかったりしては本末転倒です。

大切なのは絶えず周囲の状況を把握し自然に良い位置に入れる感性だと思います。

チームの一人ひとりがその感性を持っていれば自ずと形になってくるのではないでしょうか?

そうすれば、隊形の方が大切とか周囲の警戒が一番とか(他にもいっぱいあります)言う必要が無くなります。

すべて大切なのですから(^_-)



おっと、かなり長くなりそうな予感がするので一旦ここで「その1」を終了します!






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Posted by 長田 賢治 at 12:18Comments(0)訓練