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プロフィール
長田 賢治
長田 賢治
■1970年代中ごろ、本州西側で誕生しました。
■幼少の頃から変わり者で、道路があったら真中は歩かず白線や路側帯の上、道路から外れたところを歩くような性格でした。
■少年時代は、ドラクエばかりしていた記憶があります。
■そのまま大きくなり某組織に就職。
■両親のお陰で耐久性だけは人一倍強い体であった為、キツイ事ばかりやっていました。
■30才を機に転職。
■営業職として勤務していた時にタムヤンに出会い田村装備開発(株)に入社
■現在に至る

2012年03月21日

書きためていた事(潜入)

書きためていた事(潜入)

おはようございます!

本日の東松山は晴れですicon01

冷たい風が吹いていますが元気に頑張っていきます(^_-)


それでは、『書きためていた事(潜入)』をお話しします。

TTC(タムラ・トレーニング・センター)ではご存知の通り特殊ラペリングとして各級にあわせた各種ラペリングを実施しております!

その中でも潜入特級保有者が実施するラペリングをご紹介します!


まず最初にコチラをご覧ください(^_-)



新PV冒頭に社長タムヤン(以下タムヤン)が実施しております「飛び出し戦闘降下」(タムヤン曰くMI4イーサン・ハント(トム・クルーズ)降下)についてはすでにタムヤンがご説明しておりますが、非常に難しい降下の一つです。

田村装備開発オフィシャルブログhttp://tamura.militaryblog.jp/e210393.html


潜入特級の方達もこの「飛び出し戦闘降下」を訓練します。

画像でご説明します(^_-)

まず、戦闘降下と同様、背面に降下器を装着しロープと接合した後、通常とは異なりロープに余丁(緩み)を取ります。
(通常はロープを緊張させぶら下がっている状態で実施します)

書きためていた事(潜入)

最初のうちはロープを70cmくらい緩めて飛び出します!

ロープを緩めて飛び出すという事は自由落下するという事で、ロープが伸びきるまで実施者はフリーホール状態という事です(^_^;)


飛び出し口に立ちます!

書きためていた事(潜入)

この時がたぶん一番怖いのではないでしょうか(^_^;)

普段はロープが緊張しているので落ちる事はありませんが、ロープが緩んでいる分、落ちてしまいますので飛び出し口に立つ時が一番危険であると言ってよいでしょう。


うりゃぁぁぁ~!!

書きためていた事(潜入)

飛び出しました\(^o^)/

2m程度の位置でロープが完全に伸びて実施者がコントロールできるようになります。


降下中!!!

書きためていた事(潜入)

撮影者(けぢ)が下手なので下半身しか映っておりませんが、この時は地上から5mの高さの位置に着地しました。

よって、約10mくらいは飛び出し口から飛び出して降下した事になります(^v^)

凄いですね(^O^)/


seamanさんの「飛び出し戦闘降下」

書きためていた事(潜入)

素晴らしいです\(^o^)/


今回は潜入特級2名の降下の画像を使い「飛び出し戦闘降下」の簡単な説明をしました(^_-)

改めて説明しながら画像を見ていると新PVの冒頭、タムヤンがロープバッグを投げ出し、ロープがロープバッグから出ている音だけを頼りに降下地点を見ることなく飛び出して行く「飛び出し戦闘降下」(タムヤン曰くMI4イーサン・ハント(トム・クルーズ)降下)の凄さが分かります\(^o^)/

この時、タムヤンが緩めていたロープの長さは2m以上(>_<)

ってことは、5m近くは落ちている計算になり、ほとんどノーブレーキで着地している事になるんですね~!!!

タムヤン恐るべし(^_^;)


タムヤンがブログでもお話ししておりますが、このような降下は実戦では無いに等しいと言えるでしょう。

でも、無いからやらないというのは「想定外」という逃げの言葉を作ってしまいます。

出来ないより出来た方が良い。

出来る事によりいろんな事に自信が持て柔軟に対応が出来るようになるのではないでしょうか?

それは我々が言う部隊の人だけではなく一般の方も同様だと思います。

TTCで潜入特級を保有されている方はほとんど一般の方です。


TTCの各種訓練から多くの事を学んで頂けると嬉しく思います。


最後になりますが、

上記の様な訓練は、初めての方にいきなり実施させたりは致しません(^_-)

2人の教官が段階的に楽しく&優しくご指導いたします^m^

ご興味のある方は是非TTCへお越しください\(^o^)/

新たな仲間に出会えるはずです(^_-)


■田村装備開発ホームページ→http://tamurasoubi.co.jp/

■田村装備開発オフィシャルブログ→http://tamura.militaryblog.jp/

■TTC所在地→埼玉県東松山市大谷4145-53

■田村装備開発連絡先
 ・TEL:0493-36-1255
 ・e-mail:shop@tamurasoubi.com



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Posted by 長田 賢治 at 11:12│Comments(4)訓練
この記事へのコメント
けぢさん、失礼致します。私の住んでおりますところも風が強く吹いているようです・・・
訓練の想定(シナリオ)は難しいものだと思います。
訓練のための訓練(正義は勝つ的な・・・)に終始しては、想定はあっても温いものになるでしょうし、訓練でコテンパンに叩かれて被訓練者の自信を粉みじんに砕くばかりでもいけないように思います。(事と次第によってはこのような手厳しい訓練も必要だと思います。)
しかし、想定するは身内だったり関係者だと比較的似かよったものになると思うのです。
想定外を想定するというのもレアケースを知り、分析しておかなければ想定外という想定もできないでしょう。
私が思うに「事実は小説よりも奇なり」人が考えることは十人十色・・・でも、凝り固まった思考で訓練想定をし、決まったことだけをし続けていると状況下に入ったときに柔軟な対処、対応ができなくなると危惧しています。
基本はしっかりと行いつつも柔軟性に欠けることなく、また身に付けた基本技術をあらゆる環境下で適応させることができるようになれば最強と呼ばれる人たちに近づくことができるのかもしれない・・・と思うところです。私には遠く難しい話ですが・・・
生意気で長い書き込み、お許し下さい。
Posted by Ken@5-0 at 2012年03月21日 18:06
飛び出し戦闘降下を難しくしている原因は“恐怖心”だと思います。

その“恐怖心”を克服できた時、強烈な達成感を得ました。

実体験として“恐怖心”の原因が分かり掛けた瞬間、何かが吹っ切れました。
そこに行く着く過程で得るものは多く、シンプルでストレートに体感できるのも特長ですね。

降下はわずか数秒ですが、そこには多くのことを学べる価値があるのは確かです。

hama
Posted by GRANZ.blogGRANZ.blog at 2012年03月22日 02:20
Ken@5-0さん>

コメントありがとうございます。

Kenさんのおっしゃる事はとても良く分かります。

すべてにおいて時間がある限り1つとして同じ状態・状況はなく今の「い」と言った時には違う状態・状況・環境にある事を忘れてはいけないと思います。

ただ変わらないと思いたい気持ちは昔ながら人が持つ欲求であると思いますし美的感覚にも反映するものがあります。

基本的には「矛盾」が道理であると思っていますが、「矛盾」がありつつもその中に自分の基準を求めて行く事こそが生きて行く事ではないかと思っております。

基準を見つける為に何度も同じ訓練を行い、その中からより過酷な状況を追い求める事が本当の意味での訓練なのかもしれません。

そうなってくると個人の資質が重要であり、もっと掘り下げて行くと個人がどのような教育を受けて来たかで資質は変化してくるのではないかと思っております。

この話をしていくと堂々巡りになり、結局「矛盾」に行きついてしまうのですが、いつの時代でも大人が信じる方向に子供を導いてあげることが大切であると思います。

正誤は結局のところ人の立場での判断に過ぎないのですから・・・

頭の中がグルグルしてきましたのでこの辺にしておきます。

最後に!

最強は生まれたばかりの赤ちゃんと死ぬ前の老人であり、最弱は油に乗っている30代から40代ではないかと強く感じる今日この頃です。

ちゃんとした返答になっておらず済みません<(_ _)>
Posted by けぢけぢ at 2012年03月22日 09:49
hamaさん>

お疲れ様です!

さすが潜入特級ですね!

シンプルな意見だけあってストレートに実感できるコメントだと思います。

「降下はわずか数秒ですが、そこには多くのことを学べる価値があるのは確かです。」

とても引きつけられる言葉です。

家でパジャマ姿でTVを見ている間の1秒と飛び出し戦闘降下で飛び出した後の1秒では、時間は変わりないのに頭の中の回転している速度は全く違う気がしますし、必ず違うはずです。

事故の際、周囲がゆっくりに見えたり、いろんな事が走馬灯のように思い出されるのは同じ感じなのかもしれませんね!

訓練でそこまで追い込む特級者達の凄さにはいつも脱帽です<(_ _)>
Posted by けぢけぢ at 2012年03月22日 09:58
 
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